ピースビレッジ:「21世紀のキャリア論」〜我々は変化の時代をどう生きるか〜

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NPO法人世界連邦21世紀フォーラム主宰の講演会「ピースビレッジ」にて、2015年12月9日に日比谷図書館で登壇させていただきました。

タイトルは「21世紀のキャリア論〜我々は変化の時代をどう生きるか〜」です。

企業人事として、講師やキャリアカウンセラーとして、その他、自分の人生の活動全般を通して多くの人の人生と向き合ってきた経験から。そして何より拙いながらも自分自身の人生と向き合ってきた経験から、キャリア(=人間の生き方)に対する今の自分の考えの集大成をお話しさせていただきました。

 

講演内容の背景にある経験:暗黒の無職時代

講演では、自分の人生の各フェーズ(会社員時代、無職時代、そしてフリーランスとなって今へ)ごとに、「仕事」「家庭(パートナー)」「コミュニティ」という3つの切り口で、自分自身がかかえてきた葛藤、そこでとった具体的な選択と行動、その結果何が起き、何を学んだのかをシェアさせていただきました。

そして、その経験を経た自分が今何を考えて生きているのかをお話しさせていただきました。

 

自分の人生を振返って、一番今の自分の糧になっている時期は、実は「無職時代」です。

何も決めずに会社を辞め、一人では全く通用しない現実と直面し、仕事、パートナー、お金、健康を全て失った先に、初めて自分が「生かされている」実感を得ることができました。

 

伝えたかったメッセージ:「生きる以前に生かされている」こと

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自分が「みずから生きている」以前に、「おのずから生かされている」ことに気付き、一人という単純明快さを手放した存在としてどう生きるかをキャリア論として再編集すること。これが今回の講演でのチャレンジでした。

 

自分の命を自由性の拡大のみに使うのではなく、社会に生かされている一人として、自分の中の多様性を拡大していく生き方をすること。

それは「全体のために」というある種の責任感的なものもありますが、それ以上に自分の経験から「自分の正当性を押し通して満たされる充足感より、他者を内部化し、他者と繋がり、自分自身が変容し続ける充足感の方が味わい深い」と感じるからです。

 

自分の人生のおける大きな気づきを家族や親しい友人の前でシャアできたことが自分としては大変貴重な機会となりました。

場を与えて下さった世界連邦21世紀フォーラムの事務局の皆様、足を運んでいただいた皆様に感謝するとともに、少しでも聞いて下さった皆様の人生の糧になっていれば幸いです。

文責:池田秀一