テーマは「身体性の回復」PWL夏合宿2016・1日目

2016/9/3(土)~9/4(日)の1泊2日でピースワークラボ夏合宿を実施しました。

今年の合宿のテーマは、「身体性の回復」。

なんだか言葉にすると難しいですが、日頃の緊張した都市生活を離れ、自然の中に身を浸し、頭ではなく身体でめいっぱい「ゆるみ」を体感する気持ちのいい合宿となりました。

 

合宿の地は千葉県香取市にある農園リゾート 「THE FARM」。

広大な敷地の中に温泉、カフェ、コテージ、キャンプ場、農園があるこの地は、

土や草、木の香り、森がそよぐ音、きらめく星と月の前を流れる雲。

朝になると窓から降り注ぐ太陽と、どこからか聞こえてくるにわとりの声、露に濡れた野菜たち…。

そんな、五感が刺激される深呼吸したくなる空間です。

今回は盛りだくさんな内容のため、1日目と2日目に分けてレポートをお送りします。

 

いざ「THE FARM」へ!

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東京駅からバスに乗り込み、千葉県香取市を目指します。

メンバーの近況報告や松田さんによる合宿テーマのミニレクチャー、関谷さんと健ちゃんによる空間との交わり方の話を聞きながらの旅路。

ビルに囲まれた高速道路から、田園風景へと景色が変わる光景は、合宿への高揚感を高めます。

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出発から約2時間、「THE FARM」に到着しました。

雨が降るかも…と心配な空模様でしたが、到着した頃には太陽が輝き、さわやかな風が吹き抜ける心地の良い天候に変わっていました。

まずはみんなでお昼ご飯。

道の駅で買った地元のお母さん手作りのお惣菜やお弁当を和気あいあいと楽しみました。

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空間に身体を馴染ませる

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お昼を食べた後は、「THE FARM」の敷地内を探検!

メンバーそれぞれが心惹かれる場所に赴き、芝生や土に身を預けたり、森に入って風を感じたり、木に抱きついてみたり…
いつの間にか心も身体もほぐれていきます。

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「なんだか眠くなってきた〜」

「昔懐かしい日本の夏休みを体験しているみたい」

「時間の流れがゆっくりで優しい気がする」

そんな声がちらほらと聞こえ始めます。

 

ポイントは身体で味わい尽くすこと

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探検を楽しんだ後は多目的ホールに集まって、合宿の目的を確認しました。

今回の合宿の目的は、自律神経の調整を通じて、身体性を回復すること。

都市から農村への空間の移動、食、運動を通じて、都市型ワークライフスタイルの緊張と力みをリリースします。

と、難しく書いてしまいましたが、ポイントは「この場に身を浸し、身体で体感すること」です。

太陽が昇り、沈む自然のリズムや緑あふれる空間、野菜たっぷりのお食事など、ただただ身をもって味わい尽くします。

そして一瞬一瞬の体験から得た感覚を言語化して、日常生活に戻った後も自然を内部化し、ワークライフスタイルの中に取り入れることにより、身体性を調整する習慣を整えていくことが目的です。

そんな今回の合宿は自然を体感するアクティビティが盛りだくさん。

アクティビティ一つ一つの意義について担当したリーダーたちが発表してくれました。

・野菜の収穫(秀ちゃん)
・ボディワーク(茂木さん、りよさん)
・温泉(まっきー)
・夕食(東)
・ナイトウォーク(堺さん)
・睡眠(華ちゃん)
・早朝ランニング(西村さん)
・呼吸(秀ちゃん)
・みんなでカレー作り(さっちん)

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アクティビティ開始!身体が感じるものとは?

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一つ目のアクティビティは季節野菜の収穫体験。

農園には、大型台風を耐え忍んだナスやピーマン、エンドウ豆が強く実を結んでいました。

「このナスが私を呼んでいる気がする」と、お気に入りの野菜を見つけて収穫。

みんなの顔には自然と笑顔があふれ、子供のようにはしゃぐ姿が印象的でした。

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続いてのアクティビティは、ボディワーク。

ヒグラシの鳴き声が夏の終わりを告げる中、茂木さんとりよさんのリードで進められた約1時間のプログラム。

自分の身体の各部に意識を集中させるワークやペアで行う信頼関係を試すワーク、また全員で羞恥心を外すワークを体験しました。

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ボディワークの最後は、茂木さんが森の中を散策している途中で発見したグループワーク。不安定な丸太の上を数人で渡ります。

他の人の歩行が丸太の振動を介して自分に伝わり、バランスを崩す危険性にハラハラドキドキ。

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すっかり日も沈み、建物の明かりだけがチラチラと瞬く静かな夜になり、温泉の時間になりました。一行は日本庭園を模した露天風呂がある「かりんの湯」へ。

汗を流してゆったりと温泉につかると、「ふっ」と身体も心も軽くなり、ほぐれていきます。

 

身体が温まった後は、敷地内にある「THE FARM CAFÉ」で夜ご飯。

地元で採れた色彩豊かな野菜たちがテーブルを鮮やかに飾ってくれました。

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じっくりと素材の味を感じたり、よく噛んだり。

心地よい体験をした後の食事は、なんだかいつもよりゆっくりペースに進みました。

美味しい食事と気が置けない仲間との楽しい時間は自然と顔も心もほころびます。

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夜ご飯の後はナイトウォーク。

街灯が少なく、車の通りもほとんどない林道をゆっくりと進みます。

自分の足音と他の人の足音、風で揺れる木々、どこかを流れる水の音、虫の鳴き声、夜の空を流れる雲、雨の音。

暗がりの中でのウォーキングは身体がキャッチする感覚が多彩でした。

また、ゆったりとしたペースは心も身体も穏やかにさせるのか、心地よさに包まれていることに気付きます。

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合宿1日目の夜、最後のアクティビティは睡眠です。

電気を消し、スマホの電源も切り、ろうそくの灯りだけがゆらゆら揺れるコテージの中で、気分が落ち着くアロマをブレンドしたスプレーが空間を舞います。

1日中自然の中に身を置いて、太陽が昇り、沈むリズムを体感したこと、身体をしっかり動かしたこと、美味しくご飯をいただいたことが相まって、とろみのあるゆったりとした時間が流れます。

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普段ならまだまだ眠さがやってこない23時でしたが、心地よい眠気に誘われ、コテージに戻り静かに眠りにつきました。



2日目のレポートへ続く…






文責:東友彦、八束華子